Six Invitational 2019 チーム紹介

レインボーシックス シージの世界一のチームを決める年に一度の大会、Six Invitationalが2月11日から、モントリオールで開催されます。
各国から16チームが参加しており、普段レインボーシックスの観戦をしない方にとってはチームを区別するだけでも、ちんぷんかんぷんでしょう。

今回の記事では初めてレインボーシックスの試合を観るという方にもどんなチームが大会に参加するのか分かりやすいように説明していきます。

Source
Liquipedia https://liquipedia.net/rainbowsix
ESL https://pro.eslgaming.com/r6/proleague

G2 Esports(ヨーロッパ地区)
出場権:Six Major Paris 2018優勝による
グループステージ:グループC

Fabian 選手(スウェーデン)
Goga 選手(スペイン)
jNSzki 選手(フィンランド)
Kantoraketti 選手(フィンランド)
Pengu 選手(デンマーク)
Shas コーチ(イギリス)

極めて合理的な戦術と圧倒的な速度の連携が持ち味で、世界最強の名をほしいままにしているチームです。
G2がSix invitational出場権獲得に至った2018年シーズンの上半期の世界一を極める大会、Six Major Parisではグループリーグから1セットも取られることなく優勝を手にしました。

現在開催中のプロリーグS9(ヨーロッパ地区)ではコミュニケーション不足や他チームの研究からか本来の力を出し切れていないような気もしますが、今大会で最注目のチームになることは間違いないでしょう。

Team Reciprocity(北アメリカ地区)
出場権:前身チーム(Cloud9)のDreamHack Montreal 2018優勝による
グループステージ:グループA

FoxA 選手(カナダ)
LaXing 選手(アメリカ)
MarkTheShark 選手(アメリカ)
Retro 選手(アメリカ)
Skys 選手(アメリカ)
HOP3Z コーチ(アメリカ)

自らのホームであるカナダで開催されたDream Hack Montrealでグループリーグから1セットも取られることなく優勝し、Six invitationalの出場権を手にしました。この大会には北アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパの各地区のチームが参加しています。

出場権獲得時の大会では、シージのプロシーンには珍しい女性のGoddess選手(現在はElephant Gangに所属)がリーダーとして指揮をとっていました。チームの体制が変化した中でどれだけのポテンシャルを発揮してくれるのかが見どころになります。

Evil Geniuses(北アメリカ地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループD

Canadian 選手(カナダ)
nvK 選手(アメリカ)
Yung 選手(アメリカ)
Geoometrics 選手(メキシコ)
Necrox 選手(アメリカ)
Gotcha コーチ(アメリカ)

高い個々の実力と堅実なプレイスタイルを併せ持つ世界トップレベルの実力を持つチームですが、大きな大会ではなかなか優勝できていないチームです。
昨年開かれたSix invitational ではPENTAに惜しくも敗れて二位。今年開かれたSix Major Parisでも決勝でG2に敗れて二位でした。(当時のPENTAは現在のG2の選手が中心のチームだったので実質同じチームに負けたとも言えます。)

リーダーのCanadian選手を中心として悲願のタイトルを手にすることはできるのでしょうか。

FaZe Clan(ラテンアメリカ地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループA

Astro 選手(ブラジル)
cameram4n 選手(ブラジル)
Hsnamuringa 選手(ブラジル)
mav 選手(ブラジル)
Yoona 選手(ブラジル)
TgK コーチ(ブラジル)

ラテンアメリカで無類の強さを誇るブラジルチームです。
数多くの大会にラテンアメリカ代表として参加しており、持ち前の積極的なプレースタイルを発揮してきました。
しかし昨年のSix invitational、今年のSix Major Paris、プロリーグS8ファイナルのいずれもラテンアメリカ地区以外のチームに敗北しています。

決して他の地区にポテンシャルが劣っているわけではない(個人的なラテンアメリカ地区の印象です。)ので今大会ではそのジンクスを打ち破り、優勝を果たすことができるのでしょうか。

Fnatic(アジア太平洋地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループA

Magnet 選手(オーストラリア)
Lusty 選手(オーストラリア)
RizRaz 選手(オーストラリア)
Acez 選手(オーストラリア)
Virtue 選手(オーストラリア)
Dizzle コーチ(オーストラリア)

世界でも有数の規模を誇るマルチゲーミングチーム、Fnaticのレインボーシックス部門です。レインボーシックス部門の創設は2018年と新しいですが、プロリーグS8ファイナルへの出場を果たしました。
出場権を獲得した プロリーグS8ファイナルではキャプテンのMagnet選手を欠く中、大方の予想を裏切る番狂わせでEvil Geniusesに勝利を収めました。(盲腸で入院中のMagnet選手に代わって、Dizzleコーチがプレイヤーとして参加していました。当時の日本語実況

S8ファイナルではアジア地域のチームの研究が進んでいないこともあり勢いで試合をモノにしたという印象が強かったのですが、今大会では本来の実力で決勝トーナメント出場なるでしょうか。

Immortals(ラテンアメリカ地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループB

Cyb3r 選手(ブラジル)
Novys 選手(ブラジル)
Bullet1 選手(ブラジル)
MKing 選手(ブラジル)
pX 選手(ブラジル)
oNe 選手・控え(ブラジル)

出場権を獲得したプロリーグS8ファイナルでは1回戦で優勝チームのG2に敗北してしまいましが、同大会でG2から最も多くラウンド(大会ルールは6ラウンド先取で1セット。先に2セット先取で勝利でした。)を奪ったチームです。ちなみに2回戦でG2と対戦したFnaticは1ラウンドも取れずに敗れています。

ブラジルを代表するチームがFaZeであることは疑いようがありませんが、Immortalsが急速に力をつけてきていることもまた事実です。実力派揃いのグループBで台風の目になることはできるでしょうか。

Mock-it Esports(ヨーロッパ地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループC

KS 選手(ドイツ)
ripz 選手(ドイツ)
Vale 選手(ドイツ)
korey 選手(ドイツ)
Cry1NNN 選手(ドイツ)
BakaBryan 選手・控え(スイス)
Lazzo コーチ(ドイツ)

リーダーのKS選手は以前にPENTA Sportsの一員として世界一を経験したベテランプレイヤーで、それ以降も数々のチームでレインボーシックスのプロシーンに君臨し続けてきました。

現在の体制になって以降、多国籍なチームが多いヨーロッパの強豪に勝てていないのが現状ですが今大会ではどういう戦いを見せてくれるのでしょうか。

Pro Esports Team Nora-Rengo(アジア太平洋地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループD

Wokka 選手(日本)
Merieux 選手(日本)
Papilia 選手(日本)
Reycyil 選手(日本)
Ramu 選手(日本)
kizoku コーチ(日本)

日本のチームは従来、G2やその他のヨーロッパ勢に見られるような理詰めの試合展開を好む傾向にありました。しかし、Wokka選手を中心としたこのチームは既存の戦略に固執することのないアグレッシブなプレイスタイルで現在の地位を確立しています。
今大会への出場権を獲得したプロリーグS8ファイナルでは日本のチームとして初の勝利を収めました。(ちなみに対戦相手は北アメリカ地区のRogueでした。)

今大会は欧米の強豪がひしめくグループDからのスタートとなりますが、我らが日本のチームである野良連合から目が離せません。

Rogue(北アメリカ地区)
出場権:プロリーグS8ファイナル出場による
グループステージ:グループB

Ecl9pse 選手(アメリカ)
Slashug 選手(アメリカ)
Easilyy 選手(アメリカ)
Shuttle 選手(アメリカ)
VertcL 選手(アメリカ)
Ranger コーチ(アメリカ)

Evil Geniuses やTeam Reciprocityらとともに、北アメリカ地区のプロシーンを牽引するチームです。Rogueの完成された役割分担や堅実なゲームメイクはレインボーシックスにおける「アメリカらしさ」の象徴と言えるでしょう。
12月に行われたUnited States Nationals 2018では他チームを抑え、アメリカ1位の座を手に入れました。

現在開催中のプロリーグ(北アメリカ地区)では同じ地区の強豪に対して負けが先行していますが、United States Nationalsでの勢いそのままに今大会でも優勝を果たすことができるでしょうか。

PENTA(ヨーロッパ地区)
出場権:Dream Hack Winter2018準優勝による(1位のG2は権利獲得済み)
グループステージ:グループD

ENEMY 選手(フランス)
RevaN 選手(フランス)
Hungry 選手(ドイツ)
SirBoss 選手(ハンガリー)
blas 選手(ハンガリー)
Jess コーチ(オーストラリア)

元Team Vitality、前Mock-itの選手(移籍が多くてよくわからなくなっちゃいますね)を中心としたこの多国籍のチームは綿密に練られた作戦を得意とし、ヨーロッパ地区のチームとの試合でも安定した成績を収めています。
ちなみに今大会では日本チーム、野良連合のグループリーグの初戦の相手となります。

チームの顔ぶれは以前とすっかり変わってしまいましたが、レインボーシックスの名門 PENTA の名を守ることはできるのでしょうか。

Team Empire(ヨーロッパ地区)
出場権:ヨーロッパ地区予選優勝による
グループステージ:グループB

Shockwave 選手(ロシア)
ShepparD 選手(ロシア)
joyStiCK 選手(ロシア)
karzheka 選手(エストニア)
Scyther 選手(ロシア)
RayzerGM コーチ(ロシア)

ロシアのチームはこれまで、ヨーロッパの中でもあまり強くはないという認識を持たれていたように感じます。しかし、このチームはそのレッテルをみごとに跳ねのけました。このチームの試合で個人的に注目しているのはその素早く、高精度な攻撃です。joyStiCK選手を中心として対戦相手の堅牢な守りを突き崩す様はまさに圧巻。

現在プロリーグS9(ヨーロッパ地区)では圧倒的な力を見せつけており、無敗(1/31現在)を誇っています。今大会も「帝国」が支配することはできるでしょうか。

LeStream Esports(ヨーロッパ地区)
出場権:ヨーロッパ地区予選準優勝による
グループステージ:グループD

UUNO 選手(フィンランド)
Hicks 選手(フランス)
risze 選手(フランス)
Alphama 選手(フランス)
AceeZ 選手(ドイツ)
Crapelle コーチ(ベルギー)

このチームはフランスのストリーミングサイトであるLeStreamが運営するチームで、前身となったチームはMilleniumです。12月にプロシーンに参戦したばかりですが、プロリーグS9(ヨーロッパ地区)では早くもその実力を示しています。

チームの体制が変わって初の国際大会ではありますが連携の速スピード、作戦の理解度ともに極めて高いレベルでまとまっています。悲願の初優勝を果たすことはできるのでしょうか。

Spacestation Gaming(北アメリカ地区)
出場権:北アメリカ地区予選優勝による
グループステージ:グループB

Chala 選手(アメリカ)
Redeemer 選手(アメリカ)
ThinkingNade 選手(アメリカ)
Rampy 選手(アメリカ)
Bosco 選手(アメリカ)
Lycan コーチ(アメリカ)

アメリカ国内での大会では数々の実績を持つこのチーム。他の地区のチームとの試合ではなかなか結果が残せずにいましたが、12月に開催されたDreamHack Winterではベスト4までコマを進めました。

今大会の初戦、対Rogueのアメリカダービーの結果如何では、勢いに乗ってそのままグループリーグを突破できる可能性を持ったチームだと感じます。

Team Liquid(ラテンアメリカ地区)
出場権:南アメリカ地区予選優勝による
グループステージ:グループC

nesk 選手(ブラジル)
ziG 選手(ブラジル)
xS3xyCake 選手(ブラジル)
Paluh 選手(ブラジル)
gohaN 選手(ブラジル)
Sensi コーチ(ブラジル)

出場権を獲得したSix invitational ラテンアメリカ予選大会はウィナーズのまま勝ち上がり優勝しました。プロリーグS7では世界一になった実力を持つチームなだけに、Six invitational への出場を心待ちにしていたファンの方々も多かったのではないでしょうか。

久しぶりの世界大会ではありますが、今大会で持ち前の攻撃的なプレイスタイルをどこまで相手チームに押し付けることができるのか注目です。

Ninjas in Pyjamas(ラテンアメリカ地区)
出場権:南アメリカ地区予選準優勝による
グループステージ:グループA

Kamikaze 選手(ブラジル)
Psycho 選手(ブラジル)
julio 選手(ブラジル)
wag 選手(ブラジル)
pino 選手(ブラジル)
bob コーチ(ブラジル)

Six invitational ラテンアメリカ予選大会ではウィナーズファイナルでTeam Liquidに敗北したものの、ルーザーズファイナルでブラジル有力チームのBlack Dragonsに勝利を収め今大会の出場権を勝ち取りました。

他の地域の戦術に対応し、勝ち星を挙げることができるでしょうか。

mantis FPS(アジア太平洋地区)
出場権:アジア太平洋地区予選優勝による
グループステージ:グループB

EnvyTaylor 選手(韓国)
Neilyo 選手(韓国)
SweetBlack 選手(韓国)
h3dy 選手(韓国)
Nova 選手(韓国)
SummerRain 選手(韓国)

eスポーツ大国、韓国のチームです。出場権を獲得したSix invitational アジア太平洋地区予選大会では昨年の Six invitational に出場した日本チームのFAVgaming(前 eiNs)を破り、今大会への出場を決めました。

EnvyTaylor 選手を中心とした積極的な撃ち合いからなるmantisお得意のゲームメイクを展開できれば、決勝トーナメント進出も見えてくるのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。
ここまで今大会に参加する16チームを紹介してきました。

この中から推しのチームを見つけてSix Invitational 2019の試合観戦をぜひ楽しんでいただければと思います。

文・するめ

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